当院が選ばれる理由
肝臓の専門家にお任せください
LCクリニック仙台では、大学病院の肝臓グループやがんセンター・仙台赤十字病院などで肝臓疾患を治療してきた経験を持つ院長が診療を行っております。そのため、適切な診断を行い、肝臓に関するあらゆる病気の治療をご提案することが可能です。
健康診断などで、
- 肝臓の異常を指摘された方
- コレステロールや中性脂肪が多い方(脂質異常症)
は、一度、当クリニックへご相談ください。
どこに相談したら良いか分らないという方へ
肝臓の診察を受けたいと思っても、どこに行けばいいのかわからないという方が多いようです。
紹介状なしで大きな病院にかかると、初診時に最低でも5,000円、場合によっては10,000円近くの定額負担が加算されます。
当クリニックは地域のかかりつけ医でありながら、専門性の高い肝臓の診療をご提供しておりますので、まずはお気軽にお越しいただければと思います。
※健診センターからも、多くの患者さまをご紹介いただいております。
肝臓の検査(腹部エコー検査)について
検査できる臓器と病気
当院が行っている腹部エコー検査とは、高周波数の音波を腹部に当てることで臓器を調べる検査を言います。肝腫大、エコー輝度の亢進と深部エコーの減衰、肝臓と腎臓のコントラスト等で診断できます。
当然ながら、CT、MRIでも診断できますが、超音波検査で簡便に診断できます。
お気軽にご相談下さい。
検査できる臓器
腹部エコー検査では、
- 肝臓
- 胆のう
- 膵臓
- 脾臓
- 腎臓
など、様々な臓器を検査することができます。
被曝の心配がいらない安全な検査
安全かつ効率的な検査
機械を用いた検査となると被曝を気にされる患者さまも多いです。
エコー検査の良いところは、X線・CTとは違って、被曝がありません。安全に検査を進めることができます。
また、短時間で検査ができる上に得られる情報も非常に多く、とても効率の良い検査です。
健診はもちろん、より精密な検査も実施できますので是非、ご利用下さい。
※ 甲状腺・乳腺等の検査も行っております。まずは、お気軽にご相談下さい。
検査方法と所要時間について
まず初めに、腹部全体に検査専用のゼリーを塗ります。
そして、実際に腹部に機械を当てて観察を開始します。
検査している間は、技師の指示に合わせて、
- 大きくゆっくり息を吸う
- 止める
- ゆっくり吐く
などの動作を繰り返します。
検査時間の目安
おおよそ10分程を想定しております。
検査中に身体に痛みを感じたり、体調が悪くなった場合は、
遠慮せずスタッフにお声がけ下さい。
肝臓の病気の怖さ
ほとんどは自覚症状がない?
肝臓は胃など他の臓器と違い、痛みや違和感といった自覚症状が現れにくいという特徴があります。
そのため当クリニックにお越しになる方は、「健康診断で引っかかったから詳しく診て欲しい」という方がほとんどです。
ウイルス性の疾患の場合は必ず治療が必要ですが、脂肪性の疾患の場合でも油断できません。
放置しておくと
- 脂肪肝
- 肝硬変
- 肝臓がん
と、どんどん病気が進行していってしまいます。
できるだけ早く、正確な診断をして、治療を始めるようにしましょう。
肝炎について
肝炎とは、
- ウイルス感染
- 脂肪の沈着
- 自己免疫の異常
などが原因で、肝臓に炎症が起こり、肝細胞が壊れてしまう病気です。
日本では、B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスによる「ウイルス性肝炎」がその多くを占めています。
肝炎ウイルスには、A型・B型・C型・D型・E型などがあります。
A型・E型肝炎ウイルス
主に水や食べ物を介して感染します。
B型・C型・D型肝炎ウイルス
主に血液・体液を介して感染します。
これらのウイルスは、主に肝臓に感染し炎症を引き起こします。それが、ウイルス性肝炎です。
ウイルス性肝炎について詳しく知りたい方は、下記で解説させて頂きます。
C型慢性肝炎の新薬認可
H26年9月3日より従来のインターフェロンを使用しない、経口剤による治療が認可されました。
前治療が無効だった方、インターフェロン治療が受けられなかった方も、インターフェロン治療の時にみられた副作用はほとんどありません。
経口内服薬は、当初6ヶ月間の内服でしたが、現在は更に3ヶ月ないし2ヶ月間の内服治療に短縮されています。
当院でも、これまで140例の治療を行なってきました。初期の治療でも、90%以上の治癒率がありましたが、現在はほぼ100%の治癒率となっております。
高価な薬ですので、国と県の助成制度を受けて行っており、患者様の負担は少なくて済みます。
脂肪肝・脂肪肝炎について
こんな方は要注意
- ついつい夜遅くまで暴飲暴食をしてしまう。
- 飲みすぎてしまうことが多い。
- 最近、運動不足だなと感じる。
- 歳を重ねるにつれ太りやすくなってきた。
- 絶えず、食べ物を口に入れる。
肝臓に関する病気の中でも、最も多く見られるのが脂肪肝です。
脂肪肝は、肝臓の細胞に中性脂肪が沈着する病態で、脂肪肝に炎症が加わり細胞が変性し、線維化してしまった状態を脂肪肝炎と言います。
脂肪肝炎になると炎症が進行し、やがて肝硬変になり、場合によっては肝臓がんにまでなってしまうこともあります。
原因は脂肪の摂り過ぎの他、糖尿病や過剰なアルコール摂取などが多く、稀に薬剤によって発病することもあります。
自覚症状
自覚症状がほとんどないケースが多いですが、
- 倦怠感
- お腹の張り
- 右脇腹の痛み
などを感じることがあります。
脂肪肝・脂肪肝炎の治療について
治療方法
治療の原則は「原因の排除」です。
脂肪肝炎になってしまってからでは、進行性の病気なので肝硬変、肝癌の合併が心配になります。
まだ脂肪肝のうちに肥満を改善し、 糖尿病の治療等を行い脂肪肝を改善させることが大切です。
肥満・糖尿病に伴う脂肪肝
- 食事療法
- 運動療法
- 血糖コントロール
が基本になります。
食事療法について
- 食事が不規則・変則的
- 夜食・間食の摂取
- 入眠前2時間以内の高カロリーの食事
- あまり咀嚼をせずに大量摂取する
以上のような習慣を止め、規則正しい食生活を送ることがとても大切です。
三大栄養素の摂取比率は、
糖質:たんぱく質:脂質=5:3:2とします。
また、1日の摂取カロリーは、標準体重×25~35kcalが望ましいと思われます。
目安:家事・軽労働25kcal・肉体労働30kcal・重労働35kcal
運動療法について
急に運動をしないで、たとえば歩行から開始して、徐々に運動量を上げていきます。
3日毎に500歩ずつ負荷を増やしていき、 10,000歩可能になれば20分のジョギングにしてみる。
心拍を見ながら更に時間を長くしていければよいと思います。